18 7月 ナマイザワクリス
原宿回顧
作品解説
「人が杜をつくり、杜が人をつくる」、というテーマでつくられた作品です。ナマイザワクリスが大きく影響を受けた1990年代のファッション雑誌をモチーフに、画面いっぱい敷き詰めるように人々を描くことで「人の杜」を表現しています。たくさんの人々やカルチャーが集まる現代の原宿という街と、昔の人々がつくり上げた大きな人工林である神宮の杜とが、時代を越えて重なりあうように感じることができる作品です。
「人が杜をつくり、杜が人をつくる」というテーマでつくられた作品です。ナマイザワクリスが大きく影響を受けた1990年代のファッション雑誌をモチーフに、画面いっぱい敷き詰めるように人々を描くことで「人の杜」を表現しています。たくさんの人々やカルチャーが集まる現代の原宿という街と、昔の人々がつくり上げた大きな人工林である神宮の杜とが、時代を越えて重なりあうように感じることができる作品です。
ナマイザワクリス
Chris NAMAIZAWA
東京のストリートカルチャーから大きな影響を受け、2012年よりアーティストとして活動を開始。独自の視点で収集した膨大なアーカイブをもとに、デコラージュ技法で作品を制作している。自身でファッションブランドをやっていた経験から、国内外のアパレルブランドとのコラボレーションも積極的に行う。「アートフェア東京」(2018、2019)、マイアミの「UNTITLED Art Fair」(2016)の他、ニューヨーク、サンフランシスコなど国内外で多数の作品を発表。