18 7月 ひびのこづえ
杜が動く
作品解説
コスチューム・アーティストとして広告、演劇、ダンス、バレエ、映画、テレビなど、多岐にわたる活躍で知られる、ひびのこづえ。本作では、扇面のかたちをしたパネルが、革製のバックに収まった作品となりました。ひびのは言います、「人類がつくり出した文明や文化は、いつのまにか、その根によって大地に戻っていく」と。こうしたひびのの想いは、杜を切り取り、手に持って移動することができる「バッグ」を模した作品へと結実したのです。
コスチューム・アーティストとして広告、演劇、ダンス、バレエ、映画、テレビなど、多岐にわたる活躍で知られるひびのこづえ。本作では、扇面のかたちをしたパネルが、革製のバックに収まった作品となりました。ひびのは言います、「人類がつくり出した文明や文化は、いつの間にかその根によって大地に戻っていく」と。こうしたひびのの想いは、杜を切り取り、手に持って移動することができる「バッグ」を模した作品へと結実したのです。
ひびのこづえ
Kodue HIBINO
静岡県生まれ、東京芸術大学美術学部デザイン科卒業。コスチューム・アーティストとして広告、演劇、ダンス、バレエ、映画、テレビなどその発表の場は、多岐にわたる。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」、歌舞伎「野田版 研ぎ辰の討たれ」、野田秀樹作・演出の「足跡姫」、ダンス「サーカス」の衣装を手掛けるほか、「 LIVE BONE 」「 WONDER WATER 」「 Humanoid LADY 」「 FLY,FLY,FLY 」「Rinne」「Piece to Peace」のパフォーマンスを展開中。大地の芸術祭2018、瀬戸内国際芸術祭2019への参加、市原湖畔美術館(2018)、太宰府天満宮(2019)での個展やワークショップ多数展開。