ミヤケマイ
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ミヤケマイ

ミヤケマイ

ミヤケマイ

雨降って箱入り娘かえる

扇作品

作品解説

ミヤケマイは日本人の繊細な美意識や感覚をベースに、工芸から人工知能といった最新テクノロジーまでを、同列に扱い、物事の本質に迫る作家です。作家が制作した、唐紙と、肉筆を組み合わせた紙表装の作品です。雨のように見える木版、波と共に水を表し、清めを表しています。一文字は四君子の蘭の花、本紙は、水を表す龍紋の水壺には、初夏から夏の花が生けられています。逃げ出した猫が戻ってくる、まじないの意味を込めて蛙が乗っているなど、この杜の自然と生き物と神が共生する、様々な寓意を紡ぎ出します。

ミヤケマイは日本人の繊細な美意識や感覚をベースに、工芸から人工知能といった最新テクノロジーまでを同列に扱い物事の本質に迫る作家です。作家が制作した、唐紙と、肉筆を組み合わせた紙表装の作品です。雨のように見える木版、波と共に水を表し、清めを表しています。一文字は四君子の蘭の花、本紙は水を表す龍紋の水壺には初夏から夏の花が生けられています。逃げ出した猫が戻ってくる、まじないの意味を込めて蛙が乗っているなど、この杜の自然と生き物と神が共生する、様々な寓意を紡ぎ出します。

ミヤケマイ
Mai MIYAKE

2008年パリ国立高等美術大学校大学院に留学。 日本人の繊細な美意識や感覚を、工芸から人工知能のようなテクノロジーまでを手工芸品とし同列に扱い物事の本質を問う。主な展覧会は、東アジア文化都市2018金沢「変容する家」(金沢21世紀美術館、2018)、「時を超える:美の基準 Throughout Time:The Sense of Beauty」(ICOM京都大会/二条城・世界遺産登録25周年記念、2019)など。