椿昇
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椿昇

Google Impressionism 20200630

作品解説

本作は、現代人の無垢で過剰な欲望の痕跡をリサーチすることをテーマとした作品で、2012年の霧島アートの森の個展「PH_PH」では、グーグルアースを使って、アメリカの巨大農場を描画し、「グーグル、イン・プレッショニズム」としてシリーズ化に展開しました。本作品もその一部となります。時代の先を行くテクノロジーを作品に採り入れながら、既存の美術史を書きかえていく、ラディカルな作風が特徴の作家です。

本作は、現代人の無垢で過剰な欲望の痕跡をリサーチすることをテーマとした作品で、2012年の霧島アートの森の個展「PH_PH」ではGoogle Earthを使ってアメリカの巨大農場を描画し、「Google Impressionism」としてシリーズ化に展開しました。本作品もその一部となります。時代の先を行くテクノロジーを作品に採り入れながら、既存の美術史を書きかえていくラディカルな作風が特徴の作家です。

椿昇
Noboru TSUBAKI

京都市立芸術大学西洋画専攻科修了。京都芸術大学大学院アルトテック主宰。「Against Nature」(1989)、ヴェネツィア・ビエンナーレ・アペルト(1993)など早くから海外で作品を発表。国内では、横浜トリエンナーレ2001にて《インセクト・ワールド―飛蝗》を展示し大きな話題となったほか、水戸芸術館(2003)、京都国立近代美術館(2009)、霧島アートの森(2012)での個展がある。2019年にはロサンゼルスのBLUM & POEで作品が展示され、欧米のマーケットに再び存在感を示した。近年は青森トリエンナーレ(2017、2020)、ARTISTS’FAIR KYOTOでディレクターとしても活躍している。